満喫!わたしの自分時間

BUCKET LISTを完成させるべく日々を満喫。わたしの自分時間を彩るものたちを綴ります。

【逃げ恥】ロケ地のレストラン

アルテリーベ横浜本店での至福ランチ

 

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今では懐かしさすら覚えるGoToを利用して、以前から行ってみたかった横浜の

アルテリーベさんに行ってきました。

 

こちらのレストランは、あの【逃げ恥】でさらに?!有名になった、元々有名な老舗レ

ストランです。ロケ地としても人気が高いうえに、逃げ恥ではプロポーズ場所として選ばれていたので、俄然高まる期待(^^♪

 

女子たちはこういうの大好きよね♫と、いくつになっても女子をゴリ押ししながら、12 

月の初旬頃、少し早いクリスマスメニューを堪能しました。

 

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☆アミューズ 雲丹のフラン

 

 

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アミューズ・・・フレンチを食べに行くと出会いますね。アミューズ・ブーシュと言ったり、アミューズ・グールとも表現します。

 

最初に食べる一品と思っている方が多いかもしれません。もちろん正しいのですが、

アミューズ(amuse)は本来「お楽しみ」を意味する言葉になります。

 

おもてなしの気持ちや、空腹を和らげる目的だったりします。フレンチは時間がかかり

ますからね。

 

私はアミューズに高級食材が使われていると、そのお店の気合いを感じます!

今回は雲丹に蟹(^^♪ 高級食材が2つも。濃厚で美味しかったです。お料理への期待

が、もっともっと高まった1品でした。

 

☆クグロフサレ、ソーテルヌの香るフォワグラのソースとともに

 

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まず、クグロフがデザートなのは分かるけれど、どうして前菜に?という疑問符が浮か

びました。初めてクグロフをお料理としていただきました。

 

シナモンがかすかに香るクグロフの柔らかな感触と、高級な貴腐ワイン・ソーテルヌの

甘くて奥が深い味わい、さらにはフォワグラのどっしり感もマッチしています。

 

ピンクペッパーが上手くピリッと効いていて、見事に前菜としてしっかりと役割を果た

していました。

 

 

☆陸奥、平内の帆立と小川原湖の白魚、グルノーブル風

 

 

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ちなみにこの帆立を開くまえのお姿はこちら☟

 

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久しぶりにこんなに大きな帆立をみました。

思わず聞いてしまいましたよ。この貝を開いたらどこに置けば良いですか?と。笑

だって、テーブルクロスの上にじかに置いて良いのか悩んでしまったんですから。

 

後でサービスの方がクロスに置かれた貝を、サッと白いナプキンに包んで下げてくださ

いましたー!!さすが、と感心(^^♪ こちらのサービスの方は老舗だけあって、本当に

心地よい接客をしてくださいます。

 

【グルノーブル風】とは、フレンチで良く見かける料理方法ですね。

グルノーブルとはフランス南東部の都市の名前です。

ムニエルしたお魚にケッパー、レモンの角切り、クルトン等を添える地方料理を総称して、このように呼ぶことが多いです。

 

大きくて分厚い帆立がバターで香ばしく焼き付けてあって、白魚も身厚でふっくら。

カイワレ大根の苦み、レモンの酸味、菊の彩りと、すべてが一体化していて満足の一品

でした。帆立好きな方、海鮮大好きな方にはぜひ食べていただきたいほど!!

 

 

☆青森産神経〆平目と縮緬キャベツのヴァプール、小川原湖しじみと邪払のナージュ

 

 

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ナージュとは、水に香味野菜と白ワインを加えて煮だしたブイヨンの中で魚介類な

どを調理し、その煮汁を煮詰めて生クリームなどを加えてソースとする調理手法のこと

です。

 

読んだだけでも、しっかりとした魚介類を感じられそうですよね。

 

実際も、魚介類の濃厚なうま味がしっかりと感じられて満足感があります。

縮緬キャベツは甘みがあって、私も大好きな食材。エスプーマ仕立ても、非日常感が出

てレストランで遭遇すると喜びます。

 

そういえばフードコーディネーター時代に、師匠はなんでもエスプーマ仕立てにしてい

て、お醤油さえもやっていた時代がありました・・・まっ、それが当時の流行だったの

ですが。

 

写真では隠れていて残念なのですが、この〆平目が絶品だったのです!

 

ふっくらとして、身も柔らかで、でも弾力さえも感じられる。固くはないのに、しっかりとした魚の繊維を感じられる。魚料理って難しくて、私もムニエルとかたまーにおうちで作りますが、身が厚ければ厚いほど火の通り具合が気になって固くなる。

 

いやぁ、この平目ももう一回食べたくなってきた。笑

 

 

☆蝦夷鹿のロティ、堀川牛蒡、グランヴヌールソース

 

 

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 【グランヴヌール】とは、主に鹿や猪などの野禽獣の料理に使われるソースです。

仕上げにスグリのジャムを加えるのが特徴です。

 

鹿肉は元々好きですが、今回の鹿は少しも癖がなくほんとうに甘みがあって美味しかっ

たです。柔らかいので食べにくいこともなく、酸味のあるソースとベストマッチ。

 

ジビエとか苦手に感じている方でも食べられるような気がします。それほど、美味しか

ったです!

 

昔はサシのあるお肉が大好きでしたが、今はこういう本当に美味しい赤身肉が好物へと

好みも変わってきました。赤身万歳(*^^*)

 

☆クリスマスリースのデセール、カシスのソルベとともに

 

 

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お皿にはミュージックモチーフが描かれていますね。

 

実はこちらのレストラン、食事をしながら上質な生演奏が聴けることで有名なのです。

 

ヨーロッパ各国での演奏経験があるピア二ストやヴァイオリニストが目の前で演奏して

くださいます♬ しかも、リクエストまで出来てしまうという贅沢さ。

私も何かリクエストはございませんかというお言葉に甘えて、You Raise Me Up

をリクエストしました。この曲聴くとなぜか涙が出ます。

 

時折私とアイコンタクトを取り、私に向けて演奏してくださいました。本当にこれ以上

ない贅沢なひとときを過ごすことができました。

 

グランドピアノの上にはチップを入れるグラスがあったので、帰る際にほんのきもちで

すが入れさせていただきました。

 

もちろん、こちらのデセールも素晴らしい出来映え、美味しさでしたよ(^^♪

 

 

アルテリーベさんのHPには、☟の#うちで踊ろう アルテリーベバージョンもアップさ

れています。素敵な生演奏が聴けますので、お時間があればぜひ聴いてみてください。

 

 

 

緊急事態宣言が発出され、また外食が出来ない毎日ですね。

 

いつになったら・・・と気持ちが沈みますが、今はまた友人たちと楽しく外食できる日

が一日も早く戻るようにと、おうち時間を楽しもうと割り切っています。色々思うとこ

ろもありますが、自粛して言われたらそれに従い、外食して外食産業を活性化してと言

われたらそれに従う。なんて素直なんだ、わたし。はい、オチがついたところで・・・

 

今日もまた長くなりました。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!