この人の紡ぐ文章がひとつひとつ棘を抜いてくれる気がする
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ごきげんよう!erizaです(^^♪
最近の読了本から感じたことをつらつらと。
余りにも有名な【汝、星のごとく】の続編です。
相変わらず表紙も素敵で、センスが良い。
まだ読み終わったばかりで高揚しているので、いちばん響いた文章をひとつだけ挙げたいと思います。
物語の後半も後半、残り10ページほどになったところでの一文です。
精神的にも経済的にもひとりで立てるからこそ、大事な人が転びそうなときに支えることができるのだ。
この年齢になって、本当にそうだなぁと噛みしめています。
お恥ずかしい話、おひとりさまになって初めて「経済的にもひとり立ち」をしました。
いままでもずっと仕事をして来たけれど、一家の主でない私の稼ぎにはひっ迫感はなく、よって家族を食べさせてゆくという責任感とは程遠かった。
もちろん自分なりに一生懸命だったことに嘘偽りはないけれど、今、ひとりで、自分の足でしっかりと大地を踏みしめて歩んでいることの充足感はなかったのだと、今さらながら気づいてしまった。
自分自身がまずはしっかりと立ててないと、人を支えることすらできず共倒れの未来しかない。まずは、自分。自分が経済的にしっかりとした基盤を持ち(つまりは仕事を長く続けること)、精神的な安定を得る。そのうえで、出来る範囲でまわりの人達に恩返しをしていかなくては!
確実に人生の折り返し地点を過ぎている私に、改めてこれからの行く先を照らしてくれた言葉でした。
凪良ゆうさんの紡ぐ文章は、繊細かつ力強くて、読む人の引っかかっている部分に光を与えてくれるように思います。
まだ読んだことがない方は、ぜひ手に取って欲しい作家さんです。
星を編む 凪良 ゆう(著/文) - 講談社 | 版元ドットコム
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本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。