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BUCKET LISTを完成させるべく日々を満喫。わたしの自分時間を彩るものたちを綴ります。

2023年【ルーヴル美術館展 愛を描く】振り返り

1年前に「国立新美術館」で開催された愛の企画展

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ごきげんよう!erizaです(^^♪

バレンタイン、ホワイトデーの季節ということで(いえ、ただ単に忘れていたのです汗)、1年前に開催された【ルーヴル美術館展 愛を描く】の企画展を振り返ってみようと思います。

 

国立新美術館

東京メトロ千代田線 乃木坂駅 青山霊園方面改札6出口(美術館直結)

アクセスが良いから、とても便利!雨の日でも余裕ですね。

 

テーマごとの4章に分かれていて、最後の章のみ撮影OKでした。

撮影OKな作品たちがこちら☟

 

アンヌ= ルイ・ジロデ=トリオゾン「エンデュミオンの眠り」

 

ジャン=バティスト・ルニョー「友情の杯を交わすヒュメナイオスとアモル」

 

 

アポロンと美少年キュパリッソスの愛の神話は、19世紀フランスの新古典主義の美術でしばしば取り上げられました。可愛がっていた牡鹿をうっかり投げ槍で殺してしまったキュパリッソスは、生きる気力を失い、永久に嘆き続けたいと神々に哀願した結果、糸杉に変身します。この作品では、牡鹿にもたれるように横たわったキュパリッソスの頭を、かがみこんだアポロンが優しく支えています。筋肉の凹凸の表現が抑えられたキュパリッソスの優美な裸体は両性具有的に感じられますが、おそらく当時の人々にとっては、子どもと大人のはざまにある思春期の若者の理想的な身体表現でした。作者のクロード=マリー・デュビュッフ(1790-1864年)は、神話画と宗教画を手がけつつ、パリのブルジョワ階級の趣味に応じた肖像画でも人気を博した画家です。

【公式】ルーヴル美術館展 愛を描く|日本テレビ参照(今後の引用も全て同様)

 

 

14世紀イタリアの詩人ダンテの叙事詩『神曲』は、フランスでは19世紀前半、ロマン主義の時代に流行し、なかでも「地獄篇」に登場するパオロとフランチェスカの悲恋は人気を博しました。古代ローマの詩人ウェルギリウスの案内で地獄を巡るダンテは、不義の恋の末に断罪され、永遠に地獄を漂うパオロとフランチェスカの亡霊に出会います。ラヴェンナの城主の娘フランチェスカは政略結婚でリミニの城主に嫁ぎましたが、夫の弟パオロと恋に落ち、嫉妬した夫によって二人とも短刀で刺し殺されてしまいました。ロマン主義の画家シェフェールは、パオロとフランチェスカの官能的な裸体を対角線上にドラマティックに配置しました。悲しげに目を閉じた二人は、固く抱き合ったまま地獄の風に吹かれています。画面右ではウェルギリウスとダンテが物思いに沈んでいます。シェフェールはこの主題に早くから取り組み、複数のヴァージョンを制作しました。本作はその一点です。

 

 

☝といえば、真っ先に思い浮かびます。

 

 

 

 

ドラクロワは、19世紀フランスのロマン主義を代表する画家です。本作の主題は、イギリスの詩人バイロンが1813年に発表した「アビドスの花嫁」に基づきます。オスマン帝国時代、パシャ(高官)の娘ズレイカと、その兄(実は従兄)である海賊の首領セリムの恋仲を死が引き裂く悲恋物語が描かれています。画面では、二人が洞窟の前で何やら揉めています。ズレイカは父から政略結婚を決められたことを打ち明けたのですが、セリムはそれに反対し、愛するズレイカを守ろうとします。しかし父が娘を取り返そうと放った軍隊がすぐ背後に迫っており、まさに多勢に無勢。波打ち際まで追い詰められ、死に瀕しつつも応戦しようとするセリムを、ズレイカが必死に引き留める――こうしたドラマティックな場面が、豊かな色彩表現と激しい筆致で想像力をかき立てるように表現されています。

 

 

愛の神アモル(キューピッド)とプシュケの恋は、古代ローマの哲学者アプレイウスの小説で語られています。美貌で知られた王女プシュケは、これを妬んだ女神ヴィーナスの策略により、醜悪な生き物と結婚するという恐ろしい神託をアポロンから下されます。そこで、プシュケに恋をしたアモルは彼女を素敵な宮殿に運び、自分の姿を見ることを固く禁じつつ、夜間だけ彼女とともに過ごすという奇妙な結婚生活を送りました。しかしある晩、プシュケは眠る夫の姿をランプの灯りで見てしまい、怒ったアモルは飛び去ってしまいます。以後、さすらいの旅に出たプシュケは数々の試練を乗り越えてアモルと再会し、最後は天界で結婚式をあげました。
 この物語は古代以来、彫刻や絵画に表現されてきましたが、フランスでは特に18世紀末に流行しました。新古典主義の画家ジェラールが1798年のサロンに出品し、注目を集めたこの作品には、若く美しいアモルがプシュケの額にそっとキスするロマンティックな瞬間が描かれています。当時の批評家たちは、目が見えていないようなプシュケの表情や、思春期を思わせる身体の表現に、初めて愛を意識した無垢な少女の驚きを読み取りました。彼女の頭上に蝶が舞っているのは、「プシュケ」がギリシア語で「蝶」と「魂」を意味するためです。当時アモルとプシュケの恋は、プラトン主義の解釈に基づき、神の愛に触れた人間の魂が試練を経て幸せを知る物語と解されていました。

こちらの絵は、とにかく愛らしい印象でした。

HAPPYオーラ満載って感じで、暖かい空気がこのまわりを囲んでいるようでさえありました。後で調べて知ったのですが、アモルとプシュケの神話は「結婚」というハッピーエンドで終わるそうです(*^^*)

だからなのかしらね、ハッピーオーラは♬

幸せをお裾分けしていただこうと、こちらが描かれたクリアファイルを購入しちゃいましたよ!

愛】という言葉から、皆さまはどんな印象を受けますか。

私はアラフィフのおばちゃんなので、「愛」といっても、もう夢見る夢子さんではありません。笑

 

愛には色々な形があって、その時々の時代背景によっても形を変えるのだろうと思います。こうやって愛にテーマを絞って作品群を鑑賞すると、その描かれた時代背景をも感じ取ることが出来たり、芸術家が愛をどう理解していたのか、そんな背景も垣間見ることが出来た気がいたしました。

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鑑賞後は、お気に入りの場所でひと休み。

美しい夕陽をみながら、幸せ気分に浸っていました♬

 

 

でも、少し反省・・・やはり、鑑賞後すぐの印象が強い間にまとめないとだめですね。今後は気をつけなきゃ!!

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。