映画を観て原題「Corsage(コルセット)」の意味に想いをはせる
やっと観てきました!【エリザベート1878】の映画。
erizaというネームを使用したほど、私は東宝版ミュージカルの【エリザベート】が大好きです。おそらく何十回も見ているし、DVDも持っているし、Netflixでも観たほどのエリザベートオタク?!です。関連本も何冊か読んでいて、史実はしっかりと理解しています。
さて、そんな私がこの映画を観て感じたことは・・・
【1878】という年は、エリザベートが40歳になった年をさしています。
この微妙な年齢になった1年間だけにスポットを当てて、この映画は描かれています。
率直な感想としては、ある程度エリザベートに対する知識がないと、理解出来ないのではないかということ。
大々的な出来事もなく、ただ淡々と描かれているので(虚実混じっています)つまらなく感じる人が多そうだということ!
エンディングも史実とは異なっているので、間違えて認識してしまう人がいたら大変って、余計なことが頭に浮かびました(^-^; ま、こんなコアな映画を観る人は、おそらくマニアなんでしょうけれど・・・。
ただ原題が「コルセット」だと知って、このコルセットには色々な意味が込められているのではと感じました。
侍女が毎日、これでもかというほどに彼女のコルセットを締め付ける描写は、彼女の息苦しさを表しているようで、観ているこちら側も切なくなります。もちろん、美意識の異常に高い彼女ですから、細さにこだわるのは当然と言えば当然でもあるのですが。
コルセットは、宮廷内でのたくさんの決まり事に縛り付けられているエリザベートの、開放できない気持ちの表れでもあったのでしょう。
がちがちに締められるコルセットは、もがく彼女の象徴でもあったのです。
ちょっとだけ、エリザ情報を(^^♪
彼女は子供を3人産んでも、46センチのウエストを維持していたそうですよ!!
乗馬の場面で颯爽と駆け抜ける姿は、おそらく誰もが想像する彼女の姿と重なり、こうやって駆け抜ける自然の風のように生きたいと彼女は望んでいるんだろうなぁ~と思いながら、その場面を眺めていました。
エリザベートの人生を想う時、私はいつも想像します。
私ならどう生きるか!
息子が自死を選び、娘からも疎まれて、母として女としての彼女の人生で得たものとはなんだったのか。
せめてもの救いは、この映画のエンディングでの彼女が、自分の意志で自由と解放を手に入れたこと。
さて、あなたはどう生きますか。
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本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。